月別アーカイブ: 2014年2月

誰かに「尽くす」ってすごいな。

ども。おはようございます!

久々に朝の投稿「常酔亭日乗」です。自虐ネタですので悪しからず(笑)
さて、唐突ですが、みなさんは日々誰かに尽くしたり尽くされたりしてますか?
もちろん仕事は別です。誰かの何かにつながることが仕事ですし、それはどんな職種であれ、性善説に基づけば一種の奉仕、「尽くし」になるわけです。

それとは別に、プライベートはどうかとふと考えたると、「ああ、俺って特に誰にも尽くしてないし、尽くされてもいないなあ」なんて陰鬱な気分になるわけです。

その点、ご家族を持っている方というのはみなさん素晴らしいですね。それは男女関係なく、家族のために食事を作ったり、掃除をしたり、家族サービスで子供と遊んだり。それらはその量、質なんて関係なく、とても素敵な「尽くし」なのではないでしょうか?子供やパートナーのために食事を作り、帰りを待つ。その「尽くし」の結果が「おいしい!」の笑顔や「ありがとう!」。イヤー素敵ですなあ。もはやあまりに縁遠く、完全に妄想の域ですが、もう少々お付き合いください。

さて、肝心の自分ですが、まあ、仕事が接客サービス業のため、お客様に対して「尽くす」ことは当たり前。それはそれです。では仕事を抜きに誰かの何かに対して尽くしているかというと「??」である。なんとも独身男子は悲しいですな。「尽くす」相手がそもそもいない(笑) ここら辺深入りするとかなしくなるのでこの辺で。

では、尽くされているかというと、これはおのろけでもなんでもなく、毎週尽くしてくれる方がいらっしゃるのですねえ。彼女は絶対裏切りません。下記写真を見てください。

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ピンとくる方は車に乗ってますねえ!そう、これは「コーヒールンバ」の電子音とともに「あなたのために❤ドリップ中」という、ドリップの映像が約90秒見れる自動販売機です。通称「ミル挽きコーヒーさん」

毎週スキーで車やら、バスやらでいろんなサービスエリアに行きますが、必ず彼女はどこにでもいます。そして必ずきめ細やかな対応で、僕のためにドリップしてくれます。大いに尽くされております。朝は、ブラック、スキーで疲れた身体には控えめに砂糖7グラム。コーヒーの種類は好みの「キリマンジャロ」。きめ細かい尽くしですねえ。しかもその日の体調に合わせて「アメリカン」やら「モカ」やらの選択肢も与えてくれます。至れり尽くせり、尽くされまくりです。そんな彼女にはかならず200円の投資。こんだけつくされりゃあ安いもんです。いつも細かく尽くしてくれてありがとう「ミル挽きコーヒーさん」

自販機にこんな感情持ったら、もう病気です(笑)。感謝の気持ちは大事だけど「俺に尽くしてくれるのはこの自販機だけだ」とか感じるようになったら病院行きも考えましょう。もっと広い視野で世の中を見てください。きっと誰かがあなたのために「小さな尽くし」をしてくれていることでしょう。

でも何度も思います「ミル挽きコーヒーさん」ありがとうっと。

朝からなんちゅう自虐ネタだ。まあくだらないのもたまにはいいか。それではみなさん今日も1日、お元気で!!

谷川岳 バックカントリーツアー!!(雪猿いよいよ次のステージへ!)

『世の中のスキーヤーには二種類のスキーヤーが存在する。バックカントリーをする者としない者である』
って誰かが言ったとか言わなかったとか。

今日、スキーヤーに転向して2シーズン目にしてその禁断の扉を開いてしまった。そう、僕とKさんはガイド兼先生のSさんのおかげで、ついに!というか予想外に早く二種類のスキーヤーの前者となってしまったのである。今もその興奮の余韻の中にいてなかなか眠れそうもない。

そもそも今日はそんな予定はなかったのだ。呑気なDJのいる某スキー場で、検定に向けてコブ斜面でも練習できればいいと思っていた。けれどやっぱりそれではつまらないということで、パウダーの期待できる谷川岳天神平スキー場に行先を変更。ここまでは普通の流れだったし、この時点で誰もバックカントリー(以下BC)に突入するとは思いもしていなかった。まあ、やってサイドカントリーくらいだろ。そう思っていた。。

集合は朝6:20に池袋。意気揚々と車内に乗り込みゲレンデに向かう車中では「icon7」のDVDを映し出し、テンションを上げていった。まずここでスイッチが入ったことは間違いない。さらに車内の全員がスキー取り付け可能なザック(ミレー製です!!(笑))で来ていて、山の上でバーナーでお湯を沸かして飯を作って食うという事実と目的が重なったうえに、現地に到着し、ゴンドラで上がって降りた先は晴天の空と広大なゲレンデ。
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ここでまた一段テンションが上がった。身震いのするこの状況、その先に待ち受けるであろう道に対する期待と不安でいたたまれなくなったBC初心者二人。一旦落ち着くために僕はまず一旦トイレに直行。Kさんはまず一服。

時間をおいてゲレンデと向き合った。この時点で僕らは自然と登ること、BCへ突入することを暗黙の了解で決めていたのだ。そう、誰が言い出したわけでもなく三本ウォーミングアップでゲレンデを滑ったあと、当然のごとく、僕らはあまりに自然と山を登りだしたのである。登ることを決めるために交わされた会話の記憶は無い(笑)  普通にザックにスキーを取り付け、当然のごとく僕らは登り始めたのだ。
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1974519_483087921814256_613285476_nこんな感じで登ってました!!

このスキーブーツでのハイクアップが楽しすぎた自分は、やっぱり山が好きなのだなあと改めて実感。一歩一歩登り、高度が上がっていくことに異常な喜びを感じてしまう自分もどこかやっぱり異常なのだろう。でも、やっぱりここはゲレンデコース外の山。登るときも冷静でいなくてはいけません。しっかりキックして足場を固めて登る原則を忘れてはなりません。これは警鐘です。山登りは常に危険と隣合わせ。一瞬でも油断すると命にかかわります。
ハイ、わたくし本当に長く山やっていてこんなこと書くのは恥ずかしいのですが、リアルに滑落しました。約10Mでなんとか足を蹴って止まりましたが、もしこれがアイスバーンだったらと思うとぞっとします。永遠に止まらないで滑り落ちてた可能性は否定できません。気温が高く、雪が柔らかかったので足で斜面を蹴って身体の流れを止めることができたわけです。運がよかったとしか言い様がありません。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAここ、滑落してから登ってきました。。
笑えない。。

まあ、そんなトラブルもありつつ、約1時間の天神峠尾根のハイクアップで、目的地である「熊穴沢」の入口へ到着。壮大な谷川岳を眼前に望みつつ、一度冷静にランチタイム。バーナーでお湯を沸かし、カップヌードル&ビールタイム。
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実は結構これから滑るコースに緊張していて食事が喉を通らなかった、、っていうのは嘘でカップヌードルからのウィダーインからのプロテインバー。食いまくりである。ザックにウィスキーも入っていたけれど、さすがに出せませんでした(笑)初めてのBCで酔っ払いはないだろ!!
OLYMPUS DIGITAL CAMERA眼前にそびえたつ谷川岳。たぶんあと3時間あれば山頂まで行けるけど、そこから滑る技術がまだないので今回は「熊穴沢」からのドロップです。

1938033_483087675147614_373068353_n伝わるかなあ、、伝わらないなあ、、

出だしはおそらく約40度くらいの急斜面。ビビりながらもアタック!!そして即クラッシュ!!想像以上に重かった雪に一瞬で足を取られ、板が外れてフロントフリップ二回転!!モーグル選手顔負けの縦回転である。その後もアタック&クラッシュの繰り返しで滑ってるのか落ちてるのかわからないくらいだったけれど、確実に自分のシュプールを作れていたラインもあったので、きっとある程度滑れていたのであろうと自信を持ちたい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAこの写真のすべてが自分達のゲレンデ!!

ゲレンデマップにそのルートは無く、山地図のみが頼りのBC。自己責任の世界。その緊張感と疲労度は相当なはずなのに、それ以上にもはや恍惚の世界に入っている自分に気づいたとき、正直「ヤバいな」と思った。滑ってる間、頭に出てきた感情表現は「ヤバい」のみ。5Kmという長い長い沢を滑っている間、脳内で「ヤバい」を連呼していた。そして、西黒沢からゴールの土合口に到着し、三人でその成功に対してハイタッチしているとき「これは開けてはいけない扉を開けてしまったのではないか?」っと身震いがした。BCの魅惑の世界についに足を踏み入れてしまったのだ。

その後、もう一度ロープウェイでゲレンデに戻り、普通に練習していたのだけれど、一度恍惚のBCを経験してしまったあとでは、もう何をしても今日という日は右肩下がりのテンション。
今日からきっとすべてはBCのための練習、トレーニングになるのだろう。

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バックカントリースキー。その魅力は果てしなく、長い。やっと一歩その世界に入ることができた今日という日は特別な1日だ。たぶん一生忘れない。そして、一度踏み入れたその世界からもう戻ることはできないだろう。

『世の中のスキーヤーには二種類のスキーヤーが存在する。バックカントリーをする者としない者である』

僕は前者になってしまったのだから、、、

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アンネの日記

唐突だが、怒り心頭なので今日は時事ネタです。

『これまでの各自治体の調査によりますと、被害は杉並区や中野区を中心に都内の5つの区と3つの市の38の図書館で少なくとも306冊に上り、その多くは手やカッターで引き裂かれるなどしていたということです。警視庁は、被害が都内の広い範囲にわたっていることなどから、24日、器物損壊などの疑いで捜査本部を設置し、本格的な捜査を始めました。

(NHKニュース「アンネの日記破損 警視庁が捜査本部」2014/02/24 17:57)』

上記のニュースを聞いた時、耳を疑ったともに、強い憤りを感じずにはいられなかった。「アンネの日記」は、世界中で読まれ継がれている世界的ベストセラーであり、ホロコーストの現実や残酷さをどんな研究本よりも明確に伝えている。僕は当時のアンネフランクと同い年の時にこの本と出合い、いまだに人生のベスト3に入る本だ。

アンネの日記は、戦争の愚かさ、罪のない子供を理由もなく苦しめることを一人の少女の目線で伝えてくれる本当に世界でも稀な希少な本であると思っている。この本を自分が14歳の時に読んだときに、「戦争は罪のない子供の精神をここまで追いつめていくものなのだ」「歴史というのは市民の歴史の積み重ねでできている」といったそれまでと大きく異なった世界の見方を教えてくれた本だった。思春期に同じ年齢のー少女が書いた本は、教科書や授業では決して学べない歴史、戦争の事実、背景、苦しみを意識させてくれ、考える力と苦しみへの想像力を与えてくれた。今では僕の本棚に、改訂版(貸出中)、完全版、その前の版と3冊も「アンネの日記」は並んでいる。

そんな、自分のなかでもとても大切にしている「アンネの日記」が各地で破損されているという今回のニュースには憤りしか感じない。その行為になんの意味があるのであろう。少女の心、言葉が刻まれた本をずたずたにすることになんの思想があるのだろう。これは政治や、戦争を論じている本ではない。あくまで一人の少女の目線から見た、その時代の景色なのだ。その純粋無垢な言葉達を切り刻むことに心がいたまいのだろうか。

想像力の欠如としか思えない犯人の行動に対して、久々に本気で怒った。腹が立って眠れない位だった。早く犯人は捕まってほしい。これはいたずらやただの事件にとどまらない。言い過ぎかもしれないが世界中の「アンネの日記」愛読者やユダヤ系の方に対する侮辱である。

僕は、本ブログはあまり社会派ブログにしたくないし、できればお気楽な投稿と書評や日々の想いで綴っていきたいと思っているのだが、今回ばかりは訴えずにはいられませんでした。こうしてアウトプットしていても怒りは静まりません。。

こんな時だからというわけではないけれど、「アンネの日記」を読んだことが無い人には是非手に取って一読してみてほしい。読んでいて苦しくなることも多いけれど、戦争の愚かさやそれに翻弄される人々の叫びが伝わってきます。

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東京マラソン、そしてマラソンブームはいつまで続く?

さて、昨日は絶好のコンディションで東京マラソンが無事に開催されましたね。

まあ、この大会が一つのマラソンブームの立役者であることは間違いないし、多くの方が健康に走る姿はとても活気があっていいと思う。今回の東京マラソンは知り合いも多く出走していたので、なんとなく親近感が持てた。これまでは、「こんな都会のど真ん中でやらなくてもいいのに、、」っとちょっとひねた目線で観ておりましたがこういう大都市で大きなイベントが開催されることで日本が元気になればこれにこしたことは無いと思う。

かくいう僕も、今はスキーばっかりやってますが二、三年前までは結構真面目にマラソンというか走ることに没頭していたこともある。月100km前後のトレーニングと毎月の大会参加(ハーフでしたが)。フルマラソン参加も含めて一通りやった。もともと登山のトレーニングでやっていたことなので今日までは持続はしていなくて今は走ることはあまりしていないけれど、練習すればまだタイムを更新できるような気がします(甘いかな?)

よく、マラソンでも登山でもそうだけれど「何が楽しいの?」と聞かれることがある。一概には答えることは難しいけれど、ありきたりな答えでいうとやはり「達成感」なのではないだろうか。走ること、大会に出ることににいろんな意味や、モチベーションを持ったりすることも多いけれど、最後は「達成感」に行きつくような気がする。走り終わったときの爽快感と「もう走らなくていいんだ」という安堵のまじった不思議な気持ちはそれを経験した人にしかわからない。

マラソンのいいところは、登山と違って沿道に多く応援してくださる方がいることではないだろうか。登山は一人で登っているとひたすら孤独と自分との向き合いになりがちだけれど、マラソンの大会は多くの人が関係していて、その会場、大会を通じて多くの人がいろんなことを共感、共有する。そんな魅力があるように思う。地方で多くの大会が開催されその地域が活性化することも魅力の一つではある。経済効果なんて言葉は使いたくないけれど、開催され、少しでもその地域が盛り上がればその大会は成功なのではないだろうか。

また春になったら走りはじめようかなあと思いつつ、きっとまた登山に没頭するのだろうという予感もしています。

みなさんも、たまにはさわやかに走ったりして健康な日々を!!

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落語、その魅力!

さて、唐突ではあるが、僕は落語が好きである。いろんな師匠の演目のCDは30枚以上所有しているし、MP3に落としているデータも含めたら常時100演目程持ち歩いているわけだ。とはいっても、その演目の長さもまちまちなのでしょっちゅう聴いているわけではない。通勤時間に本を読む気力がないとき、ロックを聴く元気もないときは落語を聴きながらニヤニヤしながら帰っているわけである。

そもそもなんで落語を聴き始めたかは正直記憶にないのだけれど、やっぱり談志師匠の「現代落語論」を読んでからであろう。家にたまたま志ん朝師匠のCDが二枚あっことも大きい要因かもしれない。

「落語とは人間の業の肯定である」というのは談志師匠の名言であるが、まさにその通りであるとおもう。人間はよきにせよ悪しきにせよ、くだらなさと愚鈍な部分をだれしもが持っていて、欲も多い。でもそういったものを話の中で認めて笑いにしてしまい、人間の一部だと肯定してしまう落語の世界は「業の肯定」であるとともに「人間の肯定」であると思う。

出てくる主人公は、時にくだらなく、時にとても人情にあふれ、聴いていて飽きないどころかどこか自分を肯定されているようで安心した気持ちになる。人間のダメなところも突き詰めれば笑いの一部なのだと感じさせてくれる。

でも実際の生きている人々が落語の主人公みたいだったら、世の中阿保になりそうだが、決して悪い人物はでてこないのでそれはそれで平和なのかもしれない。人間の欲や悪知恵、人情や思いやり。全部ひっくるめて人間がいる。そう思わせてくれる落語の力は本当にすごいと思う。

さて、こんな文章書いていたら落語がききたくなった。久々に好きな演目、志ん朝師匠の「居残り佐平治」でも聴きながら笑って一日を終えようかと思う。

落語に興味があるかたご一報ください。お薦めはたくさんありますし、僕もまだまだ知らない世界があって突き詰めるときりがないのが落語の世界であります。一緒に楽しみましょう!!

でも、やっぱり大好きな談志師匠と志ん朝師匠を、もうLIVEで聴けない、見れないことは残念で仕方ない。もう少し生まれてくる時代が早ければ。。。
そのように生まれ来る時代が決まっていることもまた、「人間の業」の中に含まれるのかもしれません。

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是枝監督のインタビュー 備忘録

先日の某新聞の是枝監督のインタビューが大きく取り上げられていた。感銘を受けたその発言を忘れないようにこのブログで記しておこうと思う。共感してくれるかたも多いはず。下記、発言を抜粋

「僕が映画を撮ったりテレビにかかわったりしているのは、多様な価値観を持った人たちが互いを尊重し合いながあら共生していける、豊かで成熟した社会をつくりたいからです。」

「世の中には、意味のない勝ちもあれば価値のある負けもある。もちろん価値のある勝ちが誰だっていい。でもこの二つしかないのであれば、僕は価値のある負けを選びます。そういう人間に対する想像力を涵養するのが映画や小説じゃないかな」

「今の日本では、自分の頭で考えるという訓練が積まれていないような気がするんですよね。自分なりの解釈を加えることに対する不安がとても強いので、批評の機能が弱まってしまっている。なにかと向き合いそれについて言葉を紡ぐ訓練がかけています」

価値感と共生。想像力。自分の言葉。

僕は物事をしっかり見据えているだろうか。見えてるものだけをみていないだろうか?見えないものを見ようとする人間でありたいと思った。そして見えないものを感じ取れたらそれを、こういったブログであれ、自分の言葉として紡いでいくことで物を考える自分でありたいと強く願った。今日は価値ある休日だった。

それではみなさん、おやすみなさい。

 

「三十光年の星たち」読了 宮本輝著

約10年ぶりに宮本輝の小説を読んだ。彼の小説で一番好きなのは「青が散る」なのだが、こちらもテニスをする人にはぜひ読んでほしい。当時、時間のすべてをテニスに捧げていた自分と重ね合わせて感動した記憶がある。

今回紹介するこの「三十光年の星たち」も是非同世代、30代の人に薦めたい小説である。

主人公は彼女にも逃げられ職も失い、親からも勘当された無職の30歳の青年。かなり感情移入できる設定である(笑)。
それはさておき肝心のストーリーだが、ものすごい簡潔にまとめると、そんな青年が一人の老人との出会いによって再起し、自分が生きる本当の意味を見出していく物語だ。懸命に生きていく若者の姿と、それを厳しくも優しく導いていく人生の先人達。大げさにいうと人生の真実というものを主題とした物語なのではないか。

きっと読んだ人は、自分の今いる場所と意味を考え、主人公と自分とを重ね合わせ、考え、次の行動につなげることができると思う。

「人は十年でやっと階段の前に立てる。二十年でその階段の三分の一のところまでのぼる。三十年で階段をのぼりきる。のぼり切ったところから、お前の本当の勝負がはじまるんだ。その本当の勝負のための、これからの三十年なんだ」

三十年という歳月に思いを馳せ、三十年後の自分を考えることのできるとても前向きな小説だった。十年前には正直飽きていた宮本輝の小説。今になってふと手に取ったことにもきっと意味があるのだろう。この小説にもあるように人生に無駄なことなど一つもないのだから。

賢明にではなく、ここから一歩まず三十年、懸命に生きよう。そう思わせてくれました。本当にいい小説です。久しぶりに万人に薦めたいと思える小説でした。

興味あるかた、是非!!

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「バリ男」との再会!!

朝から妙に腹が減る日がある。特に何をしているわけではないのだけれど1日中空腹感に苛まれる。
そう、こんな日は月に一度と決めている「ラーメンの日」である。前回のこの日は「大勝軒」がまさかの定休日で打ちのめされた。
今日は朝から「バリ男」と決めていた。知る人ぞ知る超大盛こってり太麺の「バリ男」
新橋で働いていた時は四半期ごとに必ず食らいついていた彼との再開!!  まさかまさかの神田店発見!!

DSC_0303神田店外観!!
もう、僕の生活から「バリ男」は切っても切れない運命なのだ。
店内において何故かサザンがひたすら流れるのも西新橋店と一緒!!「亀が泳ぐ町」を聞きながらいただきます!!

にんにくスプーン一杯追加で「イケメン」二杯で「超イケメン」三杯で「バリ男」。もちろん僕はバリ男です。がっつり三杯。肉もダブル!!  この荒業は休みの前の日にしか許されません。販売員が超にんにく臭かったらお客様に失礼です。そんなわけで明日は休みなのでがっつりにんにく三杯!!!

うまい!!うますぎる!! 貪るように「バリ男」のラーメンを食べるバリ男。もう意味不明です。僕はバリ男でありスキーヤーだ。エッジの効いたラーメンとの向き合いはコブ斜面に挑む心境と似ています。約半年ぶりの偽りのないこの味との再会は、満腹と満足をもたらしました。

恍惚とした思いで完食し、外に出て寒風の空の下でウォークマンから流れてきたのは コブクロの「赤い糸」
どうやら「バリ男」とは赤い糸で結ばれているようだ。「糸じゃなくて麺だろ!」くだらない。。確かに西新橋店との思い出のほうがまだ多いけれど、これからは神田店との長い付き合いが始まる。もう二度と会えないような気がしていた愛すべきこのラーメンと新たな道を、さあゆっくりと進んでいこう。

また来ます「バリ男」

DSC_0304このボリューム!

「icon」シリーズ。スキーヤースノーボーダーにお薦めのDVD

世の中には、雑誌に付録してくるDVDなどがいつの間にかあふれている時代になり、基礎スキーヤーの滑りを映像で見ることは容易な時代になってきた。それはそれで基礎スキーに重点を起き検定を目指す人々の大事なイメトレにもなり、有意義にさえ使えればとても優れた教材になる。

けれど、そういった基礎スキーのベースとなる整備されたゲレンデでは飽き足らない人たちが、自然のままの雪山での滑りを求めるようになり、いわゆるバックカントリーエリアに向かうようになってきている。今回紹介するDVDはそういった一種の物好きたちの美しい滑りをただただ見せてくれる、素晴らしい映像を含むDVDである(すでに7巻発売されております)。これをみていると、自分の足で登ってすべるというきわめて原始的なスキーの原点を垣間見ることもできるし、いつか自分もやってみたいと思わざるを得ない。こういうのを観ていると、スキーとは原野を滑る降りるだけのいたってシンプルな遊びであるという原点に気づかせてくれる。

その「icon」シリーズ映像と音楽は、海外のDVDと比べて穏やかで、とてもみていて心地よい気持ちになります。特にスキースノボを愛する人々にとって観ていて損はないDVD達です。映像がめちゃくちゃ綺麗ですちなみにレンタルはされておりません。

きっと深い雪山に行きたくなるでしょう。僕はいつもこれでイメトレしてゲレンデに向かっております。興味があるかたはぜひ!!

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羽生結弦 金メダル!!

19歳の羽生結弦がついに日本勢初の金メダルをもたらした。

フィギュアスケートについては詳しいことは全く分からないけれど、圧巻の演技の団体からはじまって、SPの世界歴代最高点。そして最終的にフリーを終えての最高の輝きの金メダルを獲得。なにはともあれ本当に誇らしい結果であると思う。

不振といわれる(僕は決してそうは思っていない)日本勢の中で、ついにあまたのプレッシャーをはねのけ、この結果を齢19歳にして成し遂げた彼の偉業は今後も長い間語り継がれるだろう。

けれど、頑張ってきた彼の力も大きいのだろうけれど、これはきっと彼だけの力ではなく、高橋、町田を擁する世界最高峰のレベルにある日本においてライバル達とともに代表争いをしてきたからこそ彼の技術が伸びたのだろうし、先輩たちが築いてきたそのフィギュアスケート界の轍も忘れてはならないと思う。もちろんこの大舞台で彼がその力をいかんなく発揮した素晴らしい事実は揺るぐことのない事実である。

世界一の19歳。本当にありがとう。感動しました!この勢いで女子も頑張ってほしいと思う。まず日本勢初の金メダルという重圧は彼が払しょくしてくれたのだから。去年の世界選手権優勝のその実力は本物でした。

大きく輝くその金メダルはとても価値がある。歴史に名を刻んだこの演技に大きな拍手を送りたい。

そして今表彰台の真ん中に立つ彼を、本当に誇りに思う。改めておめでとう!そしてなによりも日本中に勇気を与えたその演技に、ありがとう。

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