月別アーカイブ: 2014年6月

スケジュールと自分

ここ最近、自分の一日を「スケジュール」というもので時間管理しなくなった。時間にとらわれていないといえば聞こえはいいが、タイムマネジメントが出来ていないという見方もある。

それを表す顕著な例として、「手帳を使っていない」という事実があげられよう。今までは手帳にその日のスケジュール、その月のスケジュールを事細かに書き込み、それを日々こなしていくこと、埋まっている予定をこなしていくことで日々を過ごしていた。そういう行為はビジネスの場においてはとても大事なことであり、自分の仕事、成果を明確にし、その達成度を見えるようにするというのはビジネスマンの日課としてはとても有用な行為だと思う。

しかし、ここ半年、手帳も持ち歩かず、予定表は真っ白な日々をすごしてみてどうかというと、まったく実害はなかった。まあそれは職種にもよるからどっちが正しいということはないのだけれど、スケジュール管理というものはやるべきもの、やるべきことの時間の振り分けができてはじめて生まれる概念ではないだろうか。

それが仕事だろうがプライベートだろうが、やるべきことが把握できていなければスケジュールもなにもない。

やるべきことがあって、それに対する優先順位が明確で、それにしたがうことがスケジュールだ。そしてそれを自分でコントロールできれば、自分の人生を選びとることにつながるように思う。

さて、手帳が空白な僕は何かを選びとれていますか? 手帳が真っ黒なあなた。それは自分で選んでますか?それともただただ流れてくる予定ではありませんか?

時間を選ぶことは、生き方を選ぶことなのかもしれません。

 

「八月の六日間」 北村 薫著 読了

すべての山好き女子に贈る、新しい登山小説。っといった感じであろうか。命を削るようなハードな山岳小説を好む僕としては、「うーむ、、」といった感は否めなかったのだけれど、きっとこういう本は女性が好むのだろうなあと思ったので紹介します。

ストーリーはこんな感じ
「主人公は40歳目前、文芸誌の編集者をしている”わたし”。毎日ひたむきに仕事をしているがその日常は、自身の不器用さや負けず嫌いのせいで心をすり減らすことも多い。一緒に住んでいた男とは三年前に別れた。人生の不調を抱えていた時にであったものはー山歩きーだった。」

一人の女性が山歩きを通じて、その魅力、出会い、いくつもの偶然やめぐり合いといったものを通じて心をほどいていくという小説である。

「女子応援!」が全面にでていてとても分かりやすい小説だった。出てくるとこも北アルプスだったり、意外と身近な山が多い。

なるほど、最近の女性はこういう感じで「山」の魅力にとりつかれていくのかなあっとちょっと女心の一部を覗いたような感じがした。

これを読んで僕自身が「癒された!」っということはないのだけれど(笑)山をやる女性たちにとっては、日常で疲れた心をほんの少しだけほぐしてくれる栄養補給のような小説になるかもしれません。

書評が短いのは、本へ対する興味が少ないからではなく、時間の都合です。あしからず。。

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山登りとローギア( 祝! 常酔亭日乗 連載第100回目!!)

朝の五時起きで山梨市へ向かい「乾徳山」へ。標準タイム6~7時間を、登り2時間、下山1時間40分、合計3時間40分で山行は終了。やっぱりソロだと速い。登山レポートは別途明日以降、ストアブログでアップするので興味ある方はラフマ・ミレーの東京店ストアブログを覗いてください。

まあ今回書きたいことはそういう山行レポートではない。 下山が早かったのでバスの時間までなんと二時間という時間がポッカリとあいてしまった。その時間をどう過ごそうかと考えて、結局最初の一時間は登山口の無料休憩所で昼寝。爆睡。川のせせらぎがとてもいいBGMになり、休まず一気に登った身体の疲れも吹っ飛ぶ最高に気持ちいい昼寝でした。 その後一時間はザックにしのばせておいた文庫本をベンチで横になりながら、これまたゆったりと読書。平日、山の麓の町。人は誰一人居らず、町は自然の川の流れの音だけで包まれている。まるで時が止まっているような感覚を覚えるその贅沢な二時間は、やはり都会ではなかなか味わえないなあと思う。外気の中で自然と昼寝。肩肘張らずに穏やかに読書。

こういう時間の使い方は、決してスピード感はなく、ゆったりとしたローギアな速度といえる。 じゃあそれは遅いからもったいない時間の使い方かというと決してそんなことはないと思う。ゆったりとした時間の流れから生まれる考えや物思いは、おおらかな包容力をもたらすような気がする。トップギアでガシガシ攻めることが必要な場面も勿論 生きていればある。けれど、急峻な登山道のような厳しい登り坂は、ローギアのほうが確実に登れるってこともある。

何かとスピードや効率が求められる時代とはもしかしたら逆行しているかもしれないが、僕はローギアで進むこと、遅いことで周りをしっかり見渡せるっということを大事にしたいと、今日の登山で強く思った。

これから梅雨入りですね。登山もままならぬ季節だけれど、雨の日をローギアで楽しみながら豊かな日々を楽しもう。

そんなわけで、、祝!!「常酔亭日乗」連載100回!!  いつも読んでくれる皆さま。本当にありがとう。

これからもマイペースで続けますのでよろしくお願いいたします。 100回も文章書くまで続くとは自分自身思わなかったなあ。。でもちょっとした達成感です。

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