「映画鑑賞とロードムービー」わたしに会うまでの1600キロ


 

今日は、山へも行かず久々の映画鑑賞。
「Wild わたしに会うまでの1600キロ」を新宿角川シネマに観に行った。  最近は本当にみたいと思う映画が本当に少なくなった。高い金払っていくのだから自分の中で厳選していかないと後悔ばかりが残る。別に僕は映画に詳しいわけでも何でもないのだけれど、観に行きたい映画が減ってきたという実感は少し悲しい。

それはさておき、今日見た映画について。
ストーリーは単純。

「母の死と離婚、愛する人との別れから、喪失感に苛まれた失意の彼女が自分自身を取り戻すために選んだのは、無謀にも1600キロをたったひとりで歩くことだった」

どうやら僕はロードムービーが好きなようだ。36歳の今更になって気づいたことだけれど。
ロードムービーというのは旅の途中で起こる様々な出来事が、映画の物語になっている形をいう。歌舞伎でいうと「道行(みちゆき)」である。目的、または終局へ達するまでの事の経過や事象、いきさつのことだ。
最近(でもないけれど)話題になったロードムービーといえば「ストレイト・ストーリー」や「イントゥ・ザ・ワイルド」あたりだろうか。古くは「道」とか「イージー・ライダー」とかがあるかな。広い意味では「男はつらいよ」シリーズ、寅さんもロードムービーですな。やっぱり好きなんだなあ。

ロードムービーを観ていると、単純だけれど主人公がその道行で思うことや、発する台詞、言葉と、自分の中にある感情がうまくリンクすることがある。「ある」というよりうまく重ね合わせることが「できる」といったほうが正確かもしれない。より感情移入しやすいのがロードムービーだ。もしかしたら、最近山ばっかり行っているからなおさらそう思えるのかもしれない。

ハリウッド超大作を観て感情移入できますか?いや、それ自体がいいとか悪いとかいう話ではなくて、映画との接し方の話。僕だって普通にアクションとかスパイ物とか好きだしさ。

やっぱり「自分のリアル」を感じない映画は、観てもやはり心が動かないし、見終わったあと何ものこらない気がする。だからこそそれを強く感じることができるロードムービーが好きだ。

そう、つまるところ人生とはすなわち「道行(みちゆき)」なのである。人には人のロードムービーが存在する。ひとの人生の数だけ。
強引ですが、おあとがよろしいようで。

みなさんは、どんな映画のジャンルが好きですか?
意外とそこで出したこたえが、あなたを映し出すかもしれません。

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