「使い道のない風景」


インスタグラムを始めて、色んな美しい風景の写真、共有したいと人が思う写真の数々を目にしている。(まあ、料理とか拉麺の投稿は置いといて)。

これってつくづく「使い道のない風景」の集積だなあっと思う。

この言葉は村上春樹の言葉だけど、風景というものをよく表す、
僕の好きな言葉だ。

僕らは旅や、生活のなかで幾つかの記憶に残る風景や鮮烈な風景と出会う。

それはなにかを思い出させてくれたり、なにかを喚起させてくれるような気がするが、なかなか明確な形として説明ができたり、直接的な表現になることは少ない。

村上春樹はこう言う(一部改、中略)

その数々の「使い道のない風景」は、きっとそれぞれの中で
次の風景に繋がっていく。

その結果、それらの風景は僕らの意識を揺り動かす。
使い道はなくてもそれらを僕らは必要としている。

写真は、そこにあったそのものの風景を切り取っているはずなのに、
何か大事なものが決定的に失われている。

でも、それもまた悪くない。

人生においてもっとも素晴らしいものは、過ぎ去って、もう二度と戻って来ることのないものだから。
いいたい事は、そういう事だ。ほとんど引用になっちゃったけれど。。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
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